会長石田正也

障害をもつすべての人が、安心して暮らせる社会をめざします

 精神科を受診する人が年間400万人を超え、精神科医療充実は国民的課題となっています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大は国民のメンタルヘルスに深刻な影響を与えています。しかし、日本の精神科医療は一般病院に比べて低医療費に抑えられ、医療スタッフの人員配置も極めて少なくなっています。当事者・家族が望む地域支援体制も充分とは言えません。
 林友の会は1977年の創立以来、精神障害者の権利向上と国民のこころの健康づくりのために、①林財団事業所の医療活動を利用者の立場から支え改善する運動、②事業所の医療活動だけでは応えきれない患者さんや家族、地域の要求を実現する運動、③精神障害への偏見をなくす啓発活動や制度改善の運動、などに取り組んできました。また、障害をもつすべての人が、安心して暮らせる社会をめざして、当事者、家族、支援者、他団体など様々な立場の人々と協力して、人と人がつながるまちづくりの活動も進めています。
 私たちは、協力・共同関係にある林財団と連携しながら、相談活動の充実、皆様の身近な関心のあるテーマについての学習会や交流会を精神障害者の権利と社会的地位の向上をめざして、皆様と一緒に活動していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

林友の会の活動内容

こころの健康づくりのとりくみ

毎月1回の当事者会(ゆとりの会)・家族会(あじさいの会)・認知症カフェ(こおり銀座)を開催し、交流や相談の機会を設けています。また、認知症、発達障害、メンタルヘルスなどをテーマにした学習会や市民公開講座など、こころと体の健康づくりに役立つ企画をおこなっています。

協同基金に協力し、経営面で事業所をバックアップ

協同基金は、林財団の事業活動を支えるために、ご協力いただける会員の方から無利子でお預かりするものです。これまでにも林病院の建替え工事やひだまりの里病院の設備や機器の更新などに活用させていただきました。

協同基金についてはこちら

毎月、機関紙「心のひろば」を発行して会員のみなさんにお届けしています。 病院の医療活動やとりくみ、林友の会の行事のご案内などのほか、制度や情勢についての情報を提供しています。

会員の親睦を深める交流企画

会員同士のつながりづくりや交流に、1月の新春交流会、4月の花見、秋の日帰りバス旅行などの企画をおこなっています。

平和を守り、精神医療や高齢者・障害者の制度をよくする運動

他団体とも協力して、平和を守る運動や医療・福祉制度改善にむけた署名や行政への要請行動などにも取り組んでいます。

入会方法

年会費は1,000円です。入会申込書に年会費1,000円を添えて、林友の会事務局(林病院内)または林病院、けやき外来、岡山ひだまりの里病院受付窓口にてお申し込みください。

入会申込書(PDF)

協同基金のお願い

より充実した医療のために、みなさまのご協力をお願いいたします。

協同基金は、林道倫精神科神経科病院をはじめとする林精神医学研究所の事業活動を財政的に支える資金です。
みなさまから寄せられた基金は、これまで、重度認知症デイケアわたぼうし、岡山ひだまりの里病院、けやき通りメンタルクリニック、ひまわりホール、林病院新中病棟の建設や、医療機器の購入にあてるなど、経営を支える資金となっています。多くの方々が基金にご協力いただくことで、より充実した医療を行うことができます。

基金は一口1,000円〜500万円までいつでも、何口でも増資できます

  • 林精神医学研究所の医療活動に賛同し、財政的に支えることを了承していただける「林友の会」会員から借り入れる資金です。
  • 無利息で、5年間の据え置きとなります。申し出がない場合は自動更新になります。
  • 協同基金カードを発行します。
  • ご本人から申請があった場合は、いつでも返還します。
  • 「林友の会」脱会時は、全額返還します。

協同基金にご協力いただける方は・・・協同基金にご協力いただける方は・・・

林精神医学研究所の各事業所(林道倫精神科神経科病院・岡山ひだまりの里病院・けやき通りメンタルクリニック)窓口や、林友の会事務局(林病院内)でお申し込みください。
郵便局からの振込も可能です。

お問い合わせ 公益財団法人林精神医学研究所 TEL.086-272-2719〒703-8520 岡山市中区浜472番地 林友の会事務局 TEL/FAX.086-272-2957 お問い合わせ 公益財団法人林精神医学研究所 TEL.086-272-2719〒703-8520 岡山市中区浜472番地 林友の会事務局 TEL/FAX.086-272-2957

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