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これからも地域の往診をはじめ、
妊産婦のメンタルヘルス、障害者の診療など、
さらに幅広くチャレンジしたいです。

林道倫精神科神経科病院

精神科医師原 紘志

  • 01病棟や外来診療、往診、訪問診療などを行っています。

    主に精神科急性期病棟の女性患者さんの治療(30床を後期研修医と2人態勢)を担当しています。入退院が比較的早いため、診療と、診療に付随した面談やケア会議に一番労力を注いでいます。また、外来診療や必要に応じて往診、訪問診療、退院前訪問として外に出たりもしています。診療業務以外では、初期・後期研修の研修委員長や薬事委員会などを担当しています。患者さんが良くなったときはもちろんですが、難しい病態の診断や治療方針が決まっていくときや、困難な事例を多職種・多機関カンファレンスをしながら診続けることに、やりがいや達成感を感じます。

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    02実際に診て、経験し続けることで、自分なりの診療方法が身につきます。

    精神科は文字で表現された教科書を診ても分からないことが多く、実際に診て経験して初めてそういうことかと腑に落ちていくことが多い科です。学生時代に学べる内容も浅い知識しかなく、精神療法もいろいろな先輩につきながら学ぶしかないので、特に外来で一人だちし始めた最初の頃は大変でした。疾患を目の当たりにするたびに、過去5年分程の専門雑誌の特集論稿を読み、時には英語文献を検索しつつ、そのうえで指導医に聞きながら対処していました。精神病的ではない正常心理の反応への対応の方が学びにくく、看護師や心理士、精神保健福祉士向けの本なども読み、コメディカルからも実際の症例を通じて学んでいきました。

  • 03一つの専門的知識に偏らず、あらゆる疾患に対して標準的な治療ができるよう心がけています。

    現在ではある程度、認知症、統合失調症、うつ・躁鬱病、依存症には対応できるようになったと思っていますが、時代遅れにならないよう学び続けたいと思います。そのうえで、地域の往診事例に取り組みを続け、妊産婦のメンタルヘルス、働く人のメンタルヘルス、産業医資格の取得、(情緒や行動の障害を伴う)知的障害や発達障害の診療など、さらに幅広くチャレンジしたいです。当院は民医連医療機関なので目的、目標、立ち位置がはっきりしており、疾病を診ると言う前に人を診る、という姿勢が自然に身につき、実践しやすいです。

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